四条タカクラクリニック 利用規約

本利用規約(以下「本規約」)は、四条タカクラクリニック(以下「当クリニック」)が提供するオンライン診療サービス(以下「本サービス」)を利用する際の条件を定めたものです。本サービスをご利用される方(以下「利用者」)は、本規約のすべてに同意した上で本サービスを利用するものとします。

第1条(目的および適用範囲)

  1. 本規約は、四条タカクラクリニック(以下「当クリニック」)が提供するオンライン診療および薬剤配送サービス(以下「本サービス」)の利用条件を規定するものであり、利用者(以下「利用者」)が本サービスを適正かつ安全に利用できる環境を整備し、当クリニックと利用者との間の権利義務関係を明確にすることを目的とします。
  2. 本規約は、本サービスの利用に関する一切の事項に適用されるものとし、利用者は本規約に同意した場合にのみ本サービスを利用できるものとします。
  3. 本規約の条項が一部無効または執行不能と判断された場合でも、本規約のその他の条項の有効性には影響を与えないものとします。
  4. 当クリニックは、必要に応じて本規約を改訂する権利を有し、改訂後の規約は、当クリニックが定める方法により通知または公表された時点で効力を有するものとします。

第2条(提供するサービスの内容)

  1. 当クリニックが提供する本サービスは、インターネットを介したオンライン診療を通じて、利用者の健康状態および緊急避妊薬(アフターピル)の必要性を診断し、必要と認められる場合に限り、医薬品の処方および配送を行うものとします。
  2. 本サービスの利用には、利用者がスマートフォンおよびインターネット接続環境を有することを前提とし、当クリニックが提供するオンライン診療システムを利用して診療を受ける必要があります。
  3. 医師は、利用者の申告内容および診察結果に基づき、緊急避妊薬の適用可否を判断します。適用が認められた場合に限り、当該薬剤を院内で調剤し、利用者が指定した住所に配送します。
  4. 当クリニックは、医薬品医療機器等法(薬機法)およびその他関連法令を遵守し、薬剤の適切な管理および配送を実施します。利用者は、処方された薬剤を医師の指示に従って使用する責任を負います。
  5. 本サービスにおいて提供される医薬品は、医師の診断に基づくものであり、利用者の自己判断に基づく依頼には応じられないものとします。
  6. 本サービスの提供に際しては、CureLink合同会社が構築・運営するシステムを使用しております。CureLink合同会社はシステム運営上、利用者の個人情報を取り扱う場合がありますが、当クリニックの指示に従い、当クリニックのプライバシーポリシーの範囲内でのみ本サービスの提供に必要な範囲に限って利用します。また、CureLink合同会社が要配慮個人情報を他の目的で利用することは一切ありません。

第3条(利用料金および支払い方法)

  1. 本サービスにかかる料金は以下の通りとします。いずれも消費税込みの価格を表示しています。
    1. 72時間以内に服用する緊急避妊ピル:10,000円(税込)
    2. 120時間以内に服用する緊急避妊ピル:14,000円(税込)
  2. 利用者は、以下のいずれかの方法により、利用料金を支払うものとします:
    1. クレジットカード(Visa、MasterCard、JCB、Amexなど)
    2. あと払い(ペイディ)
  3. 支払い手続きとサービスの提供
    1. 利用者は、診察を受けた後に支払い手続きを行い、当クリニックが支払いを確認した時点で配送手続きを開始します。
      ※ 診察→支払い→配送手続きの順番となります。
    2. 支払いが確認されない場合、当クリニックは本サービスの提供を保留または中止する権利を有します。
  4. 未払いの対応
    1. 利用者が診察後に支払い手続きを完了しない場合、当クリニックは当該利用者に通知の上、予約のキャンセルまたは本サービスの提供を拒否することができます。なお、診察後のキャンセルにはキャンセル料3,300円(税込)が発生します。
    2. 未払いが悪意によるものであると判断された場合、当クリニックは法的手続きに基づき対応する権利を有します。
  5. 料金変更の可能性
    1. 当クリニックは、必要に応じて利用料金を変更することができます。料金変更が行われる場合、当クリニックは変更の30日前までに公式ウェブサイトまたはその他適切な方法で利用者に通知します。
    2. 利用者が料金変更後に本サービスを利用した場合、変更後の料金に同意したものとみなされます。
  6. 医療用医薬品を取り扱う特性上、支払い完了後の返金は一切受け付けられません。ただし、当クリニック側の過失により配送が行われなかった場合に限り、返金対応を行うことがあります。この場合、当クリニックは過失の内容を確認した上で、速やかに対応いたします。

第4条(サービスの利用手順)

  1. 診療申し込み
    1. 利用者は、当クリニックが指定する専用のオンライン診療システムを使用して診療申し込みを行うものとします。診療申し込み時には、利用者が正確かつ最新の情報を入力する責任を負います。
    2. 利用者が虚偽または不正確な情報を提供した場合、当クリニックは本サービスの提供を拒否する権利を有します。
  2. オンライン診察
    1. 当クリニックの医師が、利用者とビデオ通話を通じて診察を行い、利用者の健康状態および薬剤の適応性を確認します。診察の過程で、医師は利用者から提供された情報および申告内容に基づき判断を行います。
    2. 利用者は、診察中に必要な情報を誠実に提供する義務を負い、虚偽または誤解を招く情報を提供してはなりません。
  3. 薬剤の処方
    1. 診察の結果、医師が必要と判断した場合にのみ緊急避妊薬(アフターピル)を処方します。処方の判断は医師の専門的裁量に基づき行われ、利用者はその判断を尊重するものとします。
    2. 医師が薬剤の処方を適切でないと判断した場合、利用者に対しその理由を説明することがありますが、判断内容について異議を申し立てることはできません。
  4. 配送
    1. 処方された薬剤は当クリニック内で調剤され、利用者が指定した住所に配送されます。通常、診療および支払い確認後1~3営業日以内に配送を完了します。
    2. 配送に伴う遅延が発生した場合、当クリニックは速やかに利用者に通知し、適切な対応を講じますが、不可抗力による遅延については責任を負いません。
  5. サービス提供に関する注意事項
    1. 本サービスの利用は、当クリニックが提供するオンライン診療システムを通じて行われることを前提とします。利用者がシステムにアクセスできない、または技術的問題が発生した場合、当クリニックは必要に応じて適切な代替措置を講じますが、その結果として生じる損害については責任を負いません。
    2. 薬剤の配送先は日本国内に限ります。国外配送の対応はいたしかねます。

第5条(薬機法および関連法令の遵守)

  1. 法令順守の基本方針
    1. 当クリニックは、医薬品医療機器等法(昭和35年法律第145号、以下「薬機法」)第1条に規定される「医薬品の品質、有効性及び安全性の確保」を目的とし、薬機法およびその他関連法令を厳格に遵守して本サービスを提供します。
    2. また、薬機法第25条(薬局開設許可)および第35条の3(特定販売)に基づき、許可を受けた施設内で医薬品の調剤および配送を行います。
  2. 当クリニックの責任
    1. 当クリニックは、薬機法第68条(医薬品等の安全対策)および第72条(広告規制)を遵守し、医薬品の適正使用のための情報提供、安全性情報の通知を含む適切な医療サービスを提供します。
    2. また、薬機法第44条(販売等の禁止)に基づき、使用期限を超過した医薬品、品質に異常のある医薬品、または偽造医薬品の販売を一切行いません。
  3. 利用者の義務
    1. 利用者は、薬機法第1条の目的に従い、処方された薬剤を適正かつ医師の指示に従って使用する責任を負います。
    2. 利用者は、薬機法第55条(譲渡の制限)に基づき、処方された薬剤を第三者に譲渡、転売、または不正利用することを禁じられます。
    3. 診察時に虚偽または不正確な情報を提供した場合、当クリニックは薬機法第72条に基づく通知義務を果たし、必要に応じて関係当局への報告を行います。
  4. 薬機法違反時の対応
    1. 当クリニックは、利用者が薬機法または本規約に違反した場合、薬機法第83条(違反者に対する措置)に基づき、事前の通知なく本サービスの提供を停止し、契約を解除する権利を有します。
    2. 違反行為が確認された場合、当クリニックは必要に応じて利用者の情報を関係行政機関または法執行機関に報告します。
    3. 違反によって当クリニックまたは第三者に損害が発生した場合、利用者はその損害を賠償する責任を負います。
  5. 安全性情報およびリスク管理
    1. 当クリニックは、薬機法第68条の2(安全性情報の提供)に基づき、利用者に対して薬剤の使用上の注意事項、安全性情報、禁忌事項について適切に通知します。
    2. 利用者は、通知された内容を十分に理解し、その情報に基づいて薬剤を使用する義務を負います。
  6. 責任の制限
    1. 当クリニックは、利用者が薬機法に違反して生じた損害または第三者に与えた損害について、一切の責任を負いません。
    2. 利用者が本条に違反して発生した損害について、当クリニックはその賠償請求権を有します。
  7. 当クリニックは、薬機法に加え、医療法(昭和23年法律第205号)および個人情報保護法(平成15年法律第57号)を含む関連法令を遵守し、利用者に安心かつ安全なサービスを提供します。

第6条(反社会的勢力の排除)

  1. 本規約において「反社会的勢力」とは、以下のいずれかに該当する個人または団体を指します。
    1. 暴力団(暴力団員による不当な行為の防止等に関する法律(平成3年法律第77号、以下「暴力団排除法」)第2条第2号に基づく定義)
    2. 暴力団員、暴力団関係企業、暴力団関係者
    3. 総会屋、社会運動等標ぼうゴロ、特殊知能暴力集団
    4. その他、反社会的活動を行う者またはこれらに準ずる者
  2. 利用者は、以下の事項を保証するものとします:
    1. 自身およびその関係者が前項に定める反社会的勢力に該当しないこと。
    2. 過去においても反社会的勢力に所属していた経歴がないこと。
    3. 反社会的勢力への資金提供、便宜供与、またはその他直接・間接的な関与を行っていないこと。
    4. 本サービスの利用に関し、反社会的勢力を利用しないこと。
  3. 利用者が本条に違反した場合、または反社会的勢力との関与が判明した場合、当クリニックは以下の措置を講じることができます:
    1. 本サービスの提供を即時中止すること。
    2. 利用者との契約を事前の通知なく解除すること。
    3. 必要に応じて、関係行政機関または法執行機関に利用者の情報を提供すること。
  4. 利用者が本条に違反し、当クリニックまたは第三者に損害を与えた場合、利用者はその損害の一切を賠償する責任を負うものとします。また、当クリニックが被った損害には、調査費用、弁護士費用その他合理的な費用を含むものとします。
  5. 本条に基づき利用者との契約が解除された場合であっても、利用者は、既に発生した金銭債務を免れることはできません。また、契約解除後に発生した損害についても賠償責任を負うものとします。
  6. 当クリニックは、本条に基づくサービス提供の中止または契約解除により利用者に生じた損害について、一切責任を負いません。

第7条(損害賠償および免責事項)

  1. 当クリニックは、利用者が本サービスを利用することに関連して被った損害について、当クリニックの故意または重過失に起因する場合に限り、その責任を負うものとします。ただし、その賠償範囲は、利用者が直接被った通常の損害に限定され、以下の損害については責任を負いません。
    1. 間接損害(逸失利益、営業損失等を含む)
    2. 特別損害(損害の発生について予見可能性があった場合を含む)
    3. その他、利用者の使用環境や個別事情に起因する損害
  2. 利用者が本サービスを利用することにより第三者に損害を与えた場合、その責任はすべて利用者が負うものとし、当クリニックは一切の責任を負いません。利用者は、当クリニックに損害が及ばないよう、自己の責任において解決するものとします。
  3. 当クリニックは、以下の事由に起因する損害について一切責任を負いません。
    1. 本サービスのシステム障害、通信障害、またはインターネット接続の不具合
    2. 天災、地震、洪水、戦争、暴動、労働争議、その他不可抗力によるサービスの中断または遅延
    3. 利用者による虚偽情報または不完全な情報の提供に起因する問題
    4. 本サービスを通じて処方された薬剤の使用結果における予期しない副作用または効果。ただし、予期しうる副作用(例:アレルギー反応)や妊娠が継続した場合など、薬剤の使用に伴うリスクについては、診察時に事前に説明を行います。利用者はこの説明を理解した上で使用する責任を負い、これらのリスクによる損害について当クリニックは一切の責任を負いません。
  4. 当クリニックが利用者に対して負う損害賠償の責任は、利用者が当該サービスに対して支払った料金を上限とします。ただし、法令により認められない場合を除きます。
  5. 利用者は、損害が発生した場合、速やかに当クリニックに通知しなければなりません。通知が遅延したことにより損害が拡大した場合、当クリニックはその拡大損害について一切責任を負いません。
  6. 本条の免責規定は、消費者契約法(平成12年法律第61号)第8条から第10条に規定される特定の権利を制限するものではありません。本条は、法令により免責が認められる範囲内で適用されるものとします。

第8条(個人情報の取り扱い)

  1. 当クリニックは、個人情報保護法(平成15年法律第57号、以下「個人情報保護法」)およびその他関連法令を遵守し、利用者の個人情報を適切に取り扱います。
  2. 当クリニックが利用者の個人情報を収集する目的は、以下の通りです。
    1. 本サービスにおける診療および薬剤の配送を円滑に行うため
    2. 医薬品医療機器等法に基づく安全性情報や注意事項の提供を行うため
    3. 本サービスに関連するお問い合わせ対応および事務手続きを行うため
    4. 法令の定める範囲内での記録および報告義務を遂行するため
  3. 当クリニックは、利用者の個人情報を以下の場合に限り第三者に提供します。
    1. 利用者の事前の同意を得た場合
    2. 法令に基づき、行政機関または法執行機関から提供を求められた場合
    3. 当クリニックが外部業者に業務委託を行う場合(例:配送業者による薬剤の配送)。ただし、委託先には適切な個人情報保護措置を講じる義務を課します。
  4. 当クリニックは、個人情報の漏洩、紛失、改ざん、不正アクセスなどを防止するため、以下の管理措置を講じます:
    1. アクセス制限を含む適切な情報セキュリティ対策の実施
    2. 個人情報を取り扱う従業員および委託先に対する教育および監督
    3. 個人情報の保管期間を法令に基づき定め、不要となった情報は適切に廃棄・削除
  5. 利用者は、当クリニックに対して以下の権利を行使することができます:
    1. 自身の個人情報の開示を請求する権利(個人情報保護法第28条)
    2. 自身の個人情報の訂正、追加、削除を請求する権利(個人情報保護法第29条)
    3. 自身の個人情報の利用停止または消去を請求する権利(個人情報保護法第30条)
    4. 権利行使に関する請求は、公式LINEからの問い合わせを通じて行うものとします。
  6. 当クリニックは、利用者が誤った情報を提供したこと、または不適切な管理を行ったことに起因する損害について一切責任を負いません。
  7. 本条は、当クリニックが別途定める「プライバシーポリシー」を補完するものであり、プライバシーポリシーの内容が優先的に適用されます。
  8. 当クリニックは、個人情報保護法の改正または運営方針の変更に伴い、本条の内容を改訂することがあります。改訂後の内容は、公式ウェブサイトまたは適切な方法で公表し、その効力は公表時点より発生します。

第9条(利用規約の変更)

  1. 当クリニックは、以下の場合において、本規約を変更することができるものとします。
    1. 法令の改正または新たな法令の施行により、本規約の内容を変更する必要が生じた場合。
    2. 本サービスの内容や運営方針の変更により、本規約の変更が必要と判断される場合。
    3. その他、当クリニックが合理的な理由に基づき必要と判断した場合。
  2. 本規約を変更する場合、当クリニックは変更内容および効力発生日を、以下のいずれかの方法で利用者に通知または公表します:
    1. 公式ウェブサイトへの掲載
    2. 利用者が登録したメールアドレスへの通知
    3. 本サービスの利用画面での告知
  3. 本規約の変更は、前項に基づく通知または公表が行われた日から効力を有するものとします。ただし、当クリニックが特定の効力発生日を定めた場合は、当該効力発生日より適用されるものとします。
  4. 利用者の同意
    1. 規約変更後、利用者が本サービスを継続して利用した場合、利用者は変更後の規約に同意したものとみなされます。
    2. ただし、利用者に重大な不利益を及ぼす規約変更については、事前に利用者の個別同意を得るものとします。個別同意が得られない場合、当該利用者は変更後の規約が適用されるサービスの利用を停止することができます。
  5. 利用者が規約変更に同意しない場合、当クリニックに対して変更内容について異議を申し立てることができます。その場合、利用者は本サービスの利用を中止することにより、規約変更の適用を受けないものとします。
  6. 当クリニックは、本規約の変更履歴を公式ウェブサイトに記録し、利用者が過去の規約を確認できる状態を維持します。

第10条(準拠法および裁判管轄)

  1. 本規約の準拠法は日本法とします。
  2. 本サービスに関連して生じた紛争については、京都地方裁判所及び京都簡易裁判所を専属的合意管轄裁判所とします。

附則

本規約は2024年12月10日より施行されます。